ChatGPT Workは無料で使える?プラン別の料金と使える範囲を公式ページで確認しました

※この記事の内容は2026年8月11日時点のものです。提供状況は変更される場合があるため、変更があり次第更新します。

ChatGPT Workは2026年7月9日に発表された機能で、提供範囲は短期間で拡大しています。そのため、まとめられた記事によって書かれている内容が異なっている場合があります。

この記事では、ChatGPTの公式の料金ページとヘルプセンターの記載を2026年8月11日時点で確認し、プランごとに使える範囲と料金を整理してみました。あわせて、対象のプランなのに画面にWorkが表示されない場合の確認方法もお伝えします。ChatGPT Workで何ができるのかは、別記事のChatGPT Workとは?できることと使い方で解説しています。

プラン別の料金と使える範囲

公式の料金ページに掲載されている、プランごとの月額とWorkの対応範囲は次のとおりです。金額は公式サイトに表示されているものをそのまま記載しています。

プラン月額ChatGPT ワークの対応範囲
無料版¥0制限あり(デスクトップアプリ)
Go¥1,400制限あり(デスクトップアプリ)
Plus¥3,000デスクトップ、Web、モバイル
Pro¥16,800 からデスクトップ、Web、モバイル
Business¥3,050(1ユーザーあたり・年額課金)デスクトップ、Web、モバイル
Enterpriseカスタム価格(要問い合わせ)デスクトップ、Web、モバイル
ChatGPT公式の料金ページの比較表。無料版とGoは「制限あり(デスクトップアプリ)」、PlusとProは「デスクトップ、Web、モバイル」と記載
公式の料金ページに掲載されているプラン別の「ChatGPT ワーク」の欄(2026年8月11日時点)

Businessは2名以上での契約が条件で、月額課金を選んだ場合は1ユーザーあたり¥3,850です。Enterpriseは公開価格がなく、問い合わせて見積もりを依頼する形になります。

この表で押さえておきたいのは、Workが使えるかどうかは「プラン」だけでなく「どのデバイスで開くか」によっても変わるという点です。無料版とGoは、デスクトップアプリでのみ制限のある状態で使えます。ウェブブラウザやスマートフォンのアプリでWorkを使う場合はPlus以上のプランが必要です。

無料版とGoでも、条件つきで使えます

「無料では使えない」と書かれている記事も見かけますが、現在の公式の料金ページでは、無料版とGoの欄にも「制限あり(デスクトップアプリ)」と記載されています。

この違いは、発表当初にアナウンスされた内容が原因です。2026年7月9日のリリースノートには、ウェブ版とモバイル版について「無料版とGoを除く有料プランに順次提供する」と記載がありました。しかしこの記載内容はあくまでウェブ版とモバイル版に限った内容であり、デスクトップアプリは対象の範囲ではありませんでした。発表直後の情報を元にした記事では、この部分が「無料版とGoは対象外」とまとめられていることがあります。

したがって、費用をかけずにWorkの挙動を確かめたい場合は、macOSまたはWindowsのデスクトップアプリをインストールして動かすことができます。デスクトップアプリは全プラン向けに提供されており、アプリの中でChat・Work・Codexを切り替えて使います。ただし無料版とGoでは利用量に制限があるため、長く時間のかかる作業を反復して稼働させる使い方には向きません。

Workのための追加料金はかかりません

Workのために各プランの基本月額に追加料金を支払う必要はありません。公式のヘルプセンターには、WorkはCodexと同じ利用量の仕組みに含まれていると記載があります。

もう一点、知っておくと役に立つのが利用量の数え方です。ヘルプセンターの記載によると、Codex・ChatGPT Work・ExcelなどのOffice拡張機能・ワークスペースエージェントの利用量は、同じ枠から差し引かれます。Workだけに専用の枠が用意されているわけではありません。

つまり料金の考え方は「Workにいくら払うか」ではなく、プランに含まれている枠をどれだけ使うかになります。枠を使い切った場合は、プランによってクレジットを買い足すか、上位のプランに切り替えるか、枠がリセットされるのを待つかのいずれかです。枠の量や上限の詳しい内容は「ChatGPT Workの制限と使用量|Codexと共有される利用上限・クレジット・確認方法」で取り上げています。

いつから使えるようになったのか

Workが発表されたのは2026年7月9日です。リリースノートによるとウェブ版とモバイル版はProとEnterprise、Eduから先に提供が始まり、PlusとBusinessが数日のうちに続く、という順序で拡大されました。提供地域については、対応しているすべての地域で利用できると記載されています。

当社では2026年8月11日に、Plusで契約しているアカウントのブラウザ版でWorkのタブが表示されることを実際の画面で確認しました。発表からおよそ1か月が経過し、順次提供の対象はひととおり行き渡ったとみられます。

ブラウザ版のChatGPTに表示されたChatとWorkの切り替えタブ
ブラウザ版のChatGPTに表示されたWorkの切り替えタブ(Plusプランで確認)

画面の上部でChatとWorkを切り替える形になっており、Workを選ぶとそのまま依頼を入力できます。

なお、Workが出力できる成果物のうち「サイト」については、欧州経済領域とスイス、イギリスでは提供されていないとヘルプセンターに記載があります。日本は利用できる対象に含まれていますが、海外の拠点と同じ使い方ができないケースもあることは、社内で共有しておくとよさそうです。

対象のプランなのに表示されないとき

料金ページのとおりのプランを契約していても、画面にWorkが見当たらないことがあります。考えられる原因は以下のとおりです。

  • 開いている場所がプランの対象範囲か:前述のとおり、無料版とGoはデスクトップアプリのみが対象です。ブラウザで探しても表示されません
  • 会社のアカウントで、管理者がオフにしていないか:BusinessとEnterpriseでは、管理者がワークスペース設定の「権限とロール」から、クラウドでのWorkとデスクトップでのローカル作業を別々にオン・オフできます。片方だけがオフになっていることもあります
  • 順次提供の途中ではないか:新しい機能は段階的に配られるため、同じプランでもアカウントによって表示の時期がずれることがあります

会社で契約しているアカウントの場合、自分の操作で解決できるのは1つ目だけです。2つ目に心当たりがあるときは、社内の管理者に権限の設定を確認してもらいましょう。

法人で導入するときに確認すること

会社として導入する場合は、料金のほかに次の点を確認しておくと、導入後の想定と実際のずれを防げます。

  • BusinessとEnterpriseの違い:Businessは1ユーザーあたり¥3,050(年額課金)で、2名以上から契約できます。Enterpriseは見積もりが必要な代わりに、セキュリティや管理の機能がより細かく使えます
  • EnterpriseとEduには前提条件があります:ヘルプセンターによると、Workが使えるのはエンタープライズキー管理(EKM)を有効にしたワークスペースです
  • プレビュー期間の扱い:EnterpriseとEduには2週間のプレビュー期間が設けられ、その間Workは初期設定でオフになっています。期間が終わると自動的にオンに切り替わる仕組みのため、社内で使わせない方針の場合は、管理者が期間中にオフのままにする設定をしておく必要があります。何も操作しないまま期間が過ぎると、対象のメンバー全員が使える状態になります
  • 権限の設計:前述のクラウドとローカルの切り分けは、部署や役割ごとに変えることもできます

Workは社内のファイルや外部サービスと接続して使う機能があるため、料金だけで決めずに、社内のルールと合わせて検討することをおすすめします。他社のツールも含めて法人向けプランを比べたい場合は、主要AIサービスの企業向けプラン一覧で4社を横に並べています。

ChatGPTのChat・Work・Codexという3つのモードの違いについては、ChatGPTの3つのモード「Chat」「Work」「Codex」の違いと使い分けで解説しています。

Workは月額とは別の料金がかかる機能ではなく、契約中のプランに含まれる枠を使う機能です。無料版とGoでもデスクトップアプリから使えるため、費用の判断をする前に実際の挙動を一度確かめてみるのがよいと思います。そのうえで、ウェブやスマートフォンからも使いたい、業務で繰り返し動かしたいという段階になってから、Plus以上のプラン導入を検討する順番が無理のない進め方です。

提供状況はこれからも変わる可能性があります。この記事は変更を確認しだい更新します。実際の使い方は「ChatGPT Workとは?できることと使い方を実際の画面で解説」をご覧ください。

社内での活用を進めたい場合は「生成AI研修の内容とは:実際のカリキュラム例と設計のポイント」をご覧ください。ご相談を承っています。